この記事を読み終わるころには…
3軸で書き出すだけの「休眠顧客の分類シート」を、記事の最後で無料配布しています。
→ 記事の最後で無料ダウンロードできます
結論
- 休眠顧客は「気まずい相手」ではなく、信頼をゼロから作らなくていい相手(成約率の目安 20〜40%)
- 「休眠期間・過去の取引金額・取引が終わった理由」の3軸で分類する
- 分類すれば、連絡する理由と順番は自動的に決まる
このサイトの歩き方|売上を安定させる3ステップ
- ステップ2の入口:売上を増やす順番は「既存→休眠→新規」/既存顧客から売上を伸ばす3つの道
- 休眠顧客(この記事はここ)
- 新規顧客
- ステップ3:実行する(作業手順書はこちら)
3軸で書き出すだけの「休眠顧客の分類シート」を無料配布中です
この記事の分類をそのままなぞれる記入シートです。記事の最後のフォームから、すぐにダウンロードできます。
→ ダウンロードはこちら
この記事では、以下の内容を解説します。
- 休眠顧客は「信頼をゼロから作らなくていい相手」
- 3軸分類(休眠期間・取引金額・終わった理由)
- 期間別の声のかけ方
- 終了理由別の再開可能性
- きっかけが作りにくいときの展示会招待
入口の記事では、売上を増やす順番の2番目が休眠顧客だとお伝えしました。
休眠顧客も既存顧客と同じく、すでに接点のあった相手です。
自社を知ってもらうところから始める必要はなく、考えるのは「どう再接点するか」と「何を売るか」だけです。
問題はただ一つ、「今さら連絡しづらい」という気持ちです。
この記事は、その気まずさを「分類」で解消する記事です。
休眠顧客は「信頼をゼロから作らなくていい相手」
休眠顧客への営業の成約率は、目安として20〜40%と言われます。
既存顧客(30〜80%)よりは落ちますが、新規(5〜20%)よりは確実に高い。
理由は単純で、一度取引した相手には、品質も対応もすでに知ってもらっているからです。
にもかかわらず、多くの会社で休眠リストは放置されています。
「何と言って連絡すればいいか分からない」からです。
でも、これは性格や営業力の問題ではありません。
分類していないから、連絡する理由が見つからないだけです。
3軸で分類する|期間・金額・終わった理由
やることは、休眠先を書き出して3つの軸で分類するだけです。
休眠期間別|何と言って連絡するか
1年未満の相手は、当時の担当者がまだいる可能性が高いので、その方にすぐ連絡して状況を確認します。
「その後、あの案件はどうなりましたか」で十分です。
3年に近い相手は、担当者が交代している可能性が高くなります。
だからこそ、最初は「ご抶拶」でいいのです。
担当者が変わっていれば、相手にとっては初対面の挨拶であり、
気まずさはそもそも存在しません。挨拶がてら状況を確認します。
3年以上の相手は、先に自社側で「なぜ3年以上連絡しなかったのか」を確認してください。
理由が分かれば対応も決まりますし、連絡できる状態ならやることは「3年に近い相手」と同じです。
挨拶から入って状況を確認する。それだけです。
よくあるつまずき
「連絡しづらい」の正体は、性格ではなく「連絡する理由がないこと」です。
3軸で分類すれば、「状況確認」「担当者交代の挨拶」という自然な理由が手に入ります。
理由があれば、連絡は営業ではなく確認になります。
取引が終わった理由別|再開の可能性はどこにあるか
分類の3軸目「取引が終わった理由」は、再開の糸口を教えてくれます。
先方の一時的な事情(案件の終了・発注担当の不在など)で止まった取引は、状況が変わっていれば再開できる可能性があります。
他社に切り替えられて終わった取引は、今の他社に不満があれば戻ってくる可能性があります。
製品や仕様が変わって終わった取引は、以前と違う価値(新しい技術・別の工程)を提案できれば再開の可能性があります。
つまり、どの理由で終わった取引にも、再開の可能性は残っています。
可能性がゼロなのは、連絡しない場合だけです。
きっかけが作りにくいときは|展示会招待という手もある
休眠顧客の数が多く、1社ずつ個別にアプローチするのが難しい場合や、連絡するきっかけがどうしても作りにくい場合は、展示会への招待も有効な手段の一つです。
招待状を送る、それを持って訪問する、当日ブースで再会する。
どれも自然な再接点になります。
展示会は新規顧客の獲得だけでなく、既存顧客や休眠顧客との接点づくりにも活用できます。
展示会を売上につなげるためのポイントは、こちらをご覧ください。
「理屈はわかった。でも実際に何から始めればいいのか分からない」
そう感じた方のために、3軸で書き出すだけの「休眠顧客の分類シート」を無料で配布しています。
完成までは、この後の「最小構成」だけでも今日から始められます。
→ ダウンロードはこちら
3年も放置した相手に、今さら連絡して迷惑ではないか?
この記事を読んで「理屈はわかるけど、さすがに今さら……」と感じた方もいるかもしれません。
実は、気まずさを覚えているのは自分だけ、ということが多いのです。
相手の担当者が変わっていれば、そもそも経緯を知りません。
覚えていたとしても、久しぶりの連絡を迷惑に思う企業はまれで、多くは「ちょうど外注先を探していた」というタイミングさえあります。
スタート地点として必要なのは、この3つだけです。
最小構成:この3つから始める
連絡が途切れている取引先を10社書き出す
古い請求書や名刺ファイルをめくるだけ
3軸(期間・金額・終了理由)で分類する
1社1行。分からない欄は空欄でいい
休眠1年未満の1社にだけ連絡してみる
一番気まずくない相手で試す
最初から全休眠先へのアプローチを目指す必要はありません。
まずは「10社書き出す」という小さな一歩からでも、眠っていた資産の見え方は変わり始めます。
新規を追い続けた先に気づいた、接点のある相手の価値
私自身、新規ばかりを追いかけて消耗し、すでに接点のある相手の価値に後から気づいた経験があります。
その遠回りの記録を、こちらの記事に書いています。
まとめ|眠っているリストは、分類した瞬間に資産になる
- 休眠顧客は信頼をゼロから作らなくていい相手。気まずさの正体は「理由がないこと」
- 3軸(期間・金額・終了理由)で分類すれば、理由と順番が自動で決まる
- 個別に回れないときは展示会招待という手もある
既存と休眠の次は、いよいよ新規顧客です。
次は、新規開拓の全体像へ進みます。
このサイトの歩き方|売上を安定させる3ステップ
- ステップ2の入口:売上を増やす順番は「既存→休眠→新規」/既存顧客から売上を伸ばす3つの道
- 休眠顧客(この記事)
- 新規顧客
- ステップ3:実行する(作業手順書はこちら)
売上を仕組みで作る全体地図|この記事の現在地
この記事で手が止まったら、地図の一つ手前の記事へ戻ってみてください。そもそもどの枝に進むか迷ったら、STEP2「売上構成と優先順位」からやり直せます。
「休眠顧客の分類シート」を無料配布中
3軸分類は、実際に書き出した瞬間に「誰に何と言って連絡するか」に変わります。
順番に埋めるだけの記入シートを無料で用意しました。
無料ダウンロード
休眠顧客の分類シート(PDF・全10ページ)
この記事の分類を、そのまま自社の休眠先に当てはめられる記入シートです。お名前とメールアドレスをご記入いただくと、その場でダウンロードできます。
- 休眠先の書き出し欄(まず10社)
- 3軸分類欄(期間・金額・終了理由)
- 声のかけ方の例文(期間別・そのまま使える形)
- 記入例(架空の製造業1社分)
※開かない場合は、右クリック(スマホは長押し)→「保存」でダウンロードできます。
あなたの経験をお聞かせください
あなたの会社では、
・昔の取引先リストが、使われないまま眠っている
・「今さら連絡しづらい」で何年も過ぎてしまった
といった課題はありませんか?
久しぶりの連絡から取引が再開できた経験、逆に勇気が出ずに連絡できなかった経験があれば、ぜひ投稿フォームからお聞かせください。
その経験が、同じ課題を抱える経営者の方々にとって大きなヒントになるかもしれません。

